世の中にはたくさんのプランナーと呼ばれる人たちがいる。
ファッションプランナー、広告プランナー、ウェディングプランナーなど、商品を使う人の満足度をあげたり、使うことの楽しさを設計してくれる。
改めて身の回りを見てみると、あらゆるものがデザインされていることを再認識する。そして、わたしたちが生活している中で最も生活に密接しているデザインは家そのものではないだろうか。
昨今おうち時間が長くなり、より自宅の過ごしやすさがQOL(Quality Of Life)に直結している。
改めて見直されつつ家での過ごし方。住宅プランナーは何を想いどのようにプランニングしているのか?旭川で住宅のプランニング全般を扱うブランドMIDCITYの緑川さんにインタビューした。
「コミュニケーションが全て。」
「コミュニケーションが全て」と話すMIDCITYの緑川さん。住宅プランナーとして、工務店のようないわゆる企業と住宅を検討しているお客様の間を繋ぐため、コミュニケーションを1番大事にしているとのこと。
お客様の声を工務店や職人さんへ。
企業の声をお客様へ。
2者の思いを汲みとり、プランナーとして最適な提案を常に考え続けている。
コミュニケーションはきっかけが大切。
「ちゃんとお客様と関わりたいから」からこそMIDCITYでは完全紹介制としている。
デザインは見えないところから。
「シンプルモダンな家にしてください」とお客様からお要望をもらったとしても、緑川さんは必ずその理由を聞く。
家のデザインは見栄えのかっこよさ、おしゃれさだけで選ぶわけではなく、お客様の内側にあるストーリーと見栄えがかけ合わさって初めて、デザインの方向性が決まる。
何十年と暮らす家をかっこいいやおしゃれだけで片付けるのではなく、必ず理由を聞き「暮らし」そのものをデザインする。だからこそ、コミュニケーションを大切にし続けている。
家業を大切にする。
家業である緑川木材で得た木材の知識からより深い、木材の質感のような細かい内容まで提案が可能。
そして木材を提案する立場として、環境にも常に配慮している。
世の中でよく言われる「森林を守る」と言うフレーズは「使える木をたくさん残したい」と言う意味であって、使える木材の幅を広げる話とは全然違う。
「使いづらいとされている木を、他の木材同様またはそれ以上に使いやすくすることで、唯一無二の提案ができるようになります。私のところに来てくださるお客様は家に強いこだわりのある方が多いので、提案の幅にもつながっています。」
インタビューを終えて
コミュニケーションを大切に住宅のプランニングを続ける緑川さん。
本気で職人や住む人のことを考えていることが伝わってきた。
木材、居住空間、人間関係、全てに関わり、提案することで安心して他とは違うこだわりの強い家を叶え続けてきている。
MIDCITY
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